旭川、近代建築、散歩

 

2021年、北海道もいよいよ本格的に暑くなってきたな、という頃のお話。あまりにも暑くて、気づいたら、バスチケットと、ホテルを予約していました。

 

旭川駅へ到着。ホテルへ向かう途中に、近代建築を発見。


ホテルに一旦チェックイン。散策へ向かいます。

ドイツ壁の建築。

玄関の装飾が凝ってました。

 

 ネコチャン


これを見るためだけに旭川へやってきたと言っても、過言ではない。

戦前から、ここ旭川の地で営業を続ける、第一市場

感動で、言葉が見つからない・・・


中も覗いてみる。

休日の夕方ということもあってか、殆どシャッターが降りていた。

 

第一市場から、東へ向かう。

途中で近代建築を発見。

 

 

赤煉瓦建築。


 

円窓のある木造建築。

 

洋館の屋根が見えたので、近づいてみる。

和洋折衷の、立派な邸宅。


ずっと見にきたかった、新日の出市場。


夕日を正面に受けて、輝いていました。

 

 少し歩くと、木造住宅の建ち並ぶ一角へ。


北海道のツルハ薬局は、旭川発祥らしいですが、

この琺瑯看板、結構珍しいのでは?
 


「たばこ」


街角の洋風建築。


さて、本日の最終目的地、「アベルジャズ」まで歩いてきました。

ところが、マスターがワクチン摂取のため、お休み・・・。

泣く泣くホテルまで帰る。

 

余った時間で、看板建築を見て回ることにした。

良いこともある。

 駅前の飲み屋街に入ってみる。 奥は行き止まり。

どの居酒屋も、夕方の8時前には閉めてしまうそうだ。

少し遅かった。

 

 夕食は結局、インドカレーをテイクアウトして、駅前通りのベンチで食べた。

美味しいんだな、これが。

 

 翌日。早朝から行動開始。

夏の北海道は、日が登るのが早い。

雨尾米殼燃料店

 

旧越後屋旅館洋館。和館は数年前に解体となってしまった。


 

丸京橋本クリーニング

 

石造の、立派な洋風建築

 

 道路を歩いていると、向こうに、衝撃的な建築が見えてくる。


タカラ市場。(「タカラ」はサイディングされて読み取れない)

いったい、どういう経緯で今の状態になったのだろう。

 反対側。

謎の6つの長方形窓と、円窓(?)。

 おそらく狙っているわけではないのだろうけれど、トタンや窓サッシの絶妙なバランスで、芸術作品のような素晴らしい雰囲気を醸し出している。

 タカラ市場、最高でした。


なぜかバス会社の敷地内にある洋館

バスとの並びが、いい感じ。

ドイツ風の建築でした。


もうお腹いっぱいだけれど、まだまだ続きます。

ヤマト市場。主張が強い。

反対側。こちらも豪快な文字。

失われた赤十字前市場がしのばれる。

 

 

キッコーニホン。歴史あるお醤油屋さんで、さすが、作りが凝ってます。

 

Y家住宅。(国登録文化財)


少し周辺を散策。

玄関部分が、ハーフティンバーになっています。


洋館付き邸宅を発見・・・?

一見新そうだけど、窓枠は木枠で、近代建築っぽい。

 

可愛らしい洋館。

 

戦後築かな。

 

少し歩きます。

茂みの中の洋館。(旧医院)


日が登ってきて、本格的に暑くなってきた汗


旧旭川酒造組合事務所。色ガラスが見えます。


小樽でも巡りましたが、旭川でも見逃せません。田上義也の建築。

垂直のラインが面白いデザイン。




松岡家住宅。角地の和風の住宅を挟むように両側に洋館が並ぶ。

片方は、ドイツ壁の洋館、もう片方はスクラッチタイル張の洋館。変化に富でいて面白い。



岡田家住宅主屋。

モダンなアール・デコ風の意匠に、ステンドグラス。

 

 

八条市場。戦前の建築なので、例によって、右から左に書かれている。

 

第一市場の前まで戻ってきた。長い道のりだった・・・。

何枚も写真を撮り続けるのであった・・・