2021年、今年もジャズの年 - 2

 最初なので、景気良く投稿します。前回の続きです。

 

Idrees Sulieman, Webster Young, John Coltrane, Bobby Jasper, Mal Waldron, Kenny Burrell, Paul Chambers, Art Taylor - Interplay for 2 Trumpets and 2 Tenors 

長いタイトルでも自由に書けるのがブログのいいところですね、Twitterだとこうはいきません。Prestigeのオールスターですね、いつものメンバー張り切っていきましょう、的な内容で、白熱したソロが延々。最後のバラードも聴きものです。

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 Art Taylor - a.t.'s delight

同じくハードバップの賑やかなアルバムから。「アッツ」なアルバムですが、2月の北海道は「サッム」です。 最近この Dave Burns のトランペットがお気に入りです。モンクナンバー演奏。

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Freddie Hubbard - Open Sesame 

顔が若い、アトランティック移籍後の Backlash ジャケットだと、かなり貫禄のある顔なので。 McCoy Tyner のピアノ、 Tina Brooks のテナーが強力なサポート。

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 Gigi Gryce - Saying Somethin'!

このアルバムに出会ったときには、文字通りぶったまげましたね、これはいやぁ凄い。グライスというのは、ジャズ・シーンの中でもあまりステージで目立つタイプではないとは思うんですが、これを聴く限り、いやぁ素晴らしいなぁと。特にA-3の曲はファンキーで現代的です。Richard Wyands (p) &Richard Williams (tr) の参加がいかにも New Jazz らしい。ジャケットの顔写真もカッコ良い!

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 Red Garland - a Garland of Red

ガーランドはとてもお気に入りですが、特にこの Prestige時代の黄金編成でのアルバムはどれも最高ですね。甲乙つけがたい。ジャケット、何が書いてあるのかと思って見てみると、ピアノのデフォルメでした。

 
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 Stewy Von Wattenwyl - Icarus' Flight (1993)

現代ジャズにハマったきっかけは、このスチュイさんの演奏に衝撃を受けたから。自由なソロ・フレーズ、力強いタッチ、斬新な選曲。ガツーンときました。
これはデビュー初期のころの録音で、言われてみればラテン調の曲でメロディがもたつく瞬間が一瞬あるかな? て感じですが、溢れんばかりのインスピレーションと疾走感で駆け抜けていきます。うん、これはタマラヌ。