2021年、今年もジャズの年 - 3

続きだぜ。
 

 Mal Waldron with John Coltrane / Jackie Mclean / Paul Quinichette / Frank Wess - The Dealers 

Prestige Status レコードで、ジャケが御洒落です。コルトレーン名義の Wheelin' Dealin' の別テイク集という内容で、あの何とも言えないPrestige当時の雰囲気がプンプン漂います。とても良いです。 

 
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Lee Morgan - Take Twelve 

確か、有名な Sidewinder発表前の録音で、Barry Harris や Clifford Jordan が参加しています。内容は思ったより地味で、実験的なアプローチとかも聴けて、面白いです。個人的にはB面の Elmo Hope 作曲の Take Twelve(表題) が凝ってて、一番好きかなぁ。

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  Pepper Adams - Critics' Choice*
なんといっても、ジャケットが良いですね、洒落てます。バリバリ前線で吹き始める、まだ前の録音で、写真も若いです。演奏は西海岸系のメンバーとの録音で、エネルギッシュなバリバリとしたソロが堪能できます。もう一枚同じ頃の録音があって、それも良いので後日紹介します。
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 Claude Williamson - 'Round Midnight 
神戸のジャズ喫茶を訪れたときに、これがかかっていて、とても衝撃を受けたことを覚えています。ききごたえのあるピアノトリオです。
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 Barney Wilen & Philippe Petit (2003)
これは良いです。サワノのCDで、毎度、なかなかツボを押さえたのを出すなぁ、と。
ヨーロッパ組のサックスとギターのデュオで、白熱したライブの様子を聴くことができます。
 
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 Manuel Rocheman - Cactus Dance (2007)
もう一枚、現代ジャズを。これはサボテンですね。低音の使い方がなかなか斬新なピアノトリオで、気に入ってよく聴いています。途中でフェードアウトしてしまう曲が多いのが少し寂しいかな。

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ここ最近はもっぱら現代ジャズに首っ丈ですが、毎日朝から晩までストリーミングであれこれ選んでいても、尽きることがないくらい楽しいアルバムと出会えます。

こりゃ、相当深い沼に迷い込んだなぁという感じで、ストリーミング配信されていないものも含めると、膨大な量になるんでないでしょうか。まだまだ、楽しめそうです。