3月に入ったので、ブログ書きます。
今回も、前回に引き続き、CDがメインです。
あくまでも、僕が最近聴いているCDというだけで、最近発表されたCD、と言う意味では無いです。
The Sonny Clark Memorial Quartet - Voodoo (1985)
クラーク自身の演奏ではなく、現代のジャズの演奏家による、追悼盤です。名曲の数々を、斬新なアレンジでカヴァーし・・・て、おお、サックス John Zorn じゃん!!。この人が絡んでいる割には、比較的聴きやすいですが、ドドーンと突き抜けるような、フリーキーなサックスの音色は、アルバムの方向性をビシッと定めているようです。
- - -
Carl Allen & Manhattan Projects - The Dark Side of Dewey (1992)
これも、結構ハードなアルバムで、キレッキレな演奏が聴けます。といっても、フリーだとか、そういうわけではなく、モード的なアプローチに、良さがあります。全体的に、1960年代後半、モードに突入して行った頃のマイルスによく似た雰囲気を、感じます。マイルスの曲と、スタンダードな曲がいい具合のバランスで収録されていて、楽しめます。
- - -
Peter Rosendal. Graig Earle. Janus Templeton - Tide (2007)
たまには、こういうのもいいかな、と思って、クラシック系なピアノ・トリオを買ってみました。のんびり再生しながら過ごすつもりが、いつのまにか演奏の虜になって、聴き込んでいました。三人が絡み合ってグイグイ突き進んでいくような一体感が、良いです。最近は、そういう演奏が多くなってきて、凄いなぁと思うばかりなのです。
Dave Stryker - Blue Degrees (1993)
SteepleChase は、毎度のことながら、良いアルバムを出します。ジャケットの雰囲気から、スタンダードな、ハードバップ・ギターの演奏かなぁと予想していました。しかし、演奏曲目を見るとラリー・ヤングの曲があり、ん?と思いつつ再生してみると、モードに寄ったガンガンのアルバムでした。どの曲もいいですが、後半、ラリーヤングの曲あたりからの畳み掛けが、好きですね。
- - -
クリヤ・マコト - X- Based Music (1993)
これ、めっちゃカッコ良いですねぇ。Gary Thomas サックスと Alex Norris トランペット参加なので、結構ゴリゴリな内容だろうな、とは予想していたんですが、一曲目からハードなモード曲 13分。痺れます。 Body and Soul のバラードも、コード進行が凝っていて、とても面白いです。最高です。
余談ですが、paddle wheel て、CD 出してたんすね。
- - -
ということで、今回は、以上です。最近は、ジャズ喫茶で、知らないミュージシャンに出会う機会が多いので、必然的に、買うCDの量も増えます。ハハァ、嬉しいやら、恐ろしいやら。