小樽、近代建築散歩

 

前回に引き続き、旅の記録です。ジャズの話をしたり、旅の話をしたり、相変わらず忙しいブログです。

 

 2021年の冬に、北海道の港街、小樽市を旅行したので、その時の写真をアップしてみます。

近代建築がメインだったので、いつものように、建築の写真が主になると思います。

小樽では、一軒、素敵なジャズ喫茶に出会うことができなので、後半ではそのお話も。

 

 曇天の小樽駅に到着。

天気の良かった午前から一気に曇りになり、午後からは大振りの雪という天気。溶けた雪の上に、重たい日本海側の雪が降り積もり、ぐちゃぐちゃの足場でした。

小樽駅。
 

スクラッチタイルの近代建築です。

 

駅前の大通を歩道橋から眺めます。


少し歩くと、近代建築が・・・

 

立派な赤煉瓦建築

北国の飲み屋街・・・嵐山新地。

 

昼食のために、喫茶店へ立ち寄ります。

花園の喫茶店、コロンビアさんへ。装飾がすごすぎる!!

 

外へ出ると、雪が本格的に。


花園の街中にも、凝った建築がみられます。

 

雪で視界が霞んでくる・・・


 
路地を進みます。

ステンドグラスの美しい、花園の洋館!


少し歩いて、市街地の西部までやってきました。


木造の住宅が。


かなり登ってきました。市街地を眺める高台に立つのは、戦前建築の洋館。

 

坂を上り切ると、少し開けた住宅街に出ます。

田上義也設計の、洋館。確かに、どこかフランク・ロイド・ライトっぽいですね。


 戦前にすでに整備された団地なのかな?至るところに近代建築が見られます。

一階の窓に色ガラスが入っていました。
 


 

 円形のサンルーム(?)のような建築


坂を降ります。

小樽の坂もかなりキツイです汗汗


田上義也設計の洋館。こちらもかなり凝ってます。

結構な距離を下ったと思っていたのですが、景色を眺めてみると、まだまだ標高は高かったです汗

坂の下に、洋館を発見。


カトリック教会富岡聖堂


緑町の洋館

 

いったん小樽駅まで戻ってきました。ここからは、海沿いへ向かいます。

駅前を散策します。
 

ここが一番インパクト強かった。駐車場と駐車場に挟まれた細長い敷地に残る、近代建築・・・。

雪溶けの頃に再訪すると、夜に室内に電気がついていました。現役?

 

小樽名物の軟石建築。市内の至るところにみられます。


スマートな洋館


そして、今回の最終目的地へ・・・

北海製罐の小樽工場第三倉庫。大正13年(1924)築

ここはすごい、堂々たるたたずまい。圧巻でした。


Google Maps で見ると、こんな感じ。雪の坂道はキツかったですが、割と短時間で歩けました。



 

ここからは、雪溶けの頃に再訪した時の記録となります。

新日本海フェリーから眺める小樽の街。


 ホテルで一泊し、朝から建築巡りです。

船見坂を登ります。名前の通り、海を眺める圧巻の坂道です。



坂道の途中にも、古い建築がみられます。

 

坂を下ってきました。

北栄興業株式会社

 

 
(株)栗原恒次郎商店

 


川石商店(?)。角の造形が凝っています。

 

 街角の近代建築

  

国鉄手宮線跡に沿って歩いて行きます。

さすが小樽、古そうな近代建築がたくさん。

 

日本郵便小樽商店は、改装中でした。


小樽運河沿い、北海製罐の建物。

 

少し移動して、小樽駅の南東へ。

土地の高低差を利用した、立派な建築。
 



旧商工会議所


街角の建築

 
北海道中央バス小樽事務所
 
 

旧日本銀行小樽支店

 

旧北海道拓殖銀行小樽支店(ニトリ芸術村)

 

旧三井銀行小樽支店(ニトリ芸術村)
 

 

旧百十三銀行小樽支店


クラクラするくらい近代の建物が残ってますね・・・さながら西洋の街並み。

少し移動して、小樽運河を見渡す高台へ。

坂道の上の洋館二棟。

遠くからも見えていたので、気になってました。結構強烈です。 


 旧坂谷邸洋館

 

まだまだ、オルゴール堂など見てない場所は多いですが、ここで時間切れ。帰りの電車の時刻となってしまいました。

 

最後に、小樽ニトリ芸術村の館内写真です。

 





帰りは、電車で札幌へ。

琴似で途中下車、いつも寄るジャズ喫茶、ロンドさんを訪ねました。

 

小樽旅行、とても充実した旅でしたが、しかし、1日2日で回りきれる街ではないので、また再訪したいです・・・。