ジャズのCDあれこれ8

 

 北海道はすっかり冬が近づいてきたなぁという感じがします。寒暖差が激しいせいか紅葉は綺麗で、ここ三週間ほど、木々の色が豊に変化する様子を眺めています。

 さて、最近聴いているJAZZのCDのお話です。相変わらず北欧の音楽が多めです。

 

Olof Skoog - Herr Svensson Och Den Diaboliska Hambon (2015)

 どういう意味でしょう・・・?スウェーデンのジャズ。

 温かいテナーサックスとピアノトリオのカルテット編成で、落ち着いた内容のアルバム。寒い夜に良いです。


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Motif - Motif (2004)

 以前紹介した、北欧のアヴァンギャルド Atomic と似た香りを感じる、北欧の若手グループ。フリーだけれど、どこかまとまった感じのある音楽です。

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Motif - Expansion (2005)

 上で紹介したモチーフの第二作。ジャケットもどこか凄みがあって、こっちのほうが僕は好きかな。

 モチーフの参加メンバーについて少し調べてみると、面白くて、トランペットの Mathias Eick は Jaga Jazzist で活躍していたそう。また、テナーで参加している Atle Nymo は ジョーヘンの Inner Urge をカバーしたアルバムを出しているようで、興味深すぎる。

  

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Fredrik Kronkvist - Maintain! (2005)

 以前から気になっていた奏者です。たまたまCDを見つけたので購入。

 アルトのコルトレーンかというくらいに、熱くスリルのある演奏で驚きます。ジャズファンには嬉しい Love Theme from Spartacus もとりあげていて、なかなか素敵です。

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Jukka Perko, Severi Pyysalo & Teemu Viinikainen - Kuunnelmia (2004)

 新生ブルーノートから。アコースティック・ギターとアルトサックス、そしてビブラフォンの変則トリオ。落ち着いた室内楽といった感じで、どこか牧歌的な感じすらするアルバムです。4曲目の Olin Nuori が好きすぎる。

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Soleveig Slettahjell & Slow Motion Quintet - Silver (2008)

 最後は、ボーカル。

 僕は普段あまりボーカルは聴かないのですが、これだけはハマってしまった。彼女自身の歌声も、どこかハスキーで好みなのですが、バックの楽器もなかなか攻めていて、独特の空間を作り出してます。そして、なぜか、Jaga Jazzist とかで活躍する Morten Qvenild が参加している・・・。面白すぎるでしょ。


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