ジャズのCDあれこれ9

  気付くと11月に入り、紅葉もすっかり散ってしまいました。そろそろ年末だなぁ、という感じです。 なんとなく始めたこのブログですが、だらだらと続いており、年末には今年聴いたものを振り返る記事を書くのもいいかな、と思ってます。

  最近は北欧が多かったですが、今回は割と各国に散らばってます。内容は、いつもと同じくフリーが多めです(笑)

 

FUMMQ Ferenc und Magnus Mehl Quartett Featuring Jake Saslow (2010)

 これはド級でした。ピアノレス・ギタートリオの編成に加え、フロントにテナー/アルトが2人。 おまけに、ギターにはエフェクトがかかり、サックスはフリー系という前衛的な内容。曲がカッコイイ。

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DAMP - Hoatzin (2005)

 北欧ノルウェーのジャズ。

 これもピアノレス・ギタートリオ + サックスの編成です。落ち着いた曲も多いですが、結構アヴァンギャルドなこともやってて、面白い。 3曲目の Where Did the Muskox Go が、どこか切なく優しいメロディで、これに惹かれて買いました。

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Partisans - Swamp (2014)

 これも同じく、ピアノレス・ギタートリオ + サックスという編成。僕は、スリルがあってこの編成好きなんですよね。

 ファンクっぽい曲が多いかな?と思いましたが、割とスタンダードにジャズもやってて、楽しく聴けます。

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Jean-Michel Pilc - Live at Iridium, New York (2005)

 危険な匂いのするピアノトリオのライブ盤。

 この人は、以前からフリー系のピアニストだとは知ってたのですが、アルバムとして聴くのは初めて。フリーとしてみれば聴きやすく、個性派ピアノとしてみればフリー的。とにかく自分の中に湧いたフレーズを鍵盤の上で踊らせまくるという感じで、時々モンクの曲が挟まれたりと、濃い世界です。特に、トリオが一つになって濁流のようになる瞬間は盛り上がります。穏やかな曲もよくて、静かなピアノと太いベースラインの絡みが心地よい。

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 Moskus - Salmesykkel (2012)

 北欧のピアノ・トリオ。

 以前からこのグループのことは気になってはいたのですが、聴いたことはなく。あれこれと見ていると、たまたまCDを見つけたので、買ってみました。

 北欧的な静かでミニマムな曲と、熱い展開の曲との対比が素敵。4曲目の Nar Det Regne Pa Presten Dryp det Pa Klokkarn では、フレーズがどんどん組み上がり、最後には印象的なテーマが何度も繰り返される展開。In The Country の時も書きましたが、僕はこういうの大好き。

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Mark Guiliana Jazz Quartet - Family First (2015)

 これはヤヴァイですね。強すぎる。。。

 メンバーに Shai Maestro の名前があったので、これは面白いだろうと買ってみましたが、想像を遥かに上回る内容.....。ドラムの熱いビートに煽られるようにメンバーが変拍子の曲をグイグイとドライブ。かなり複雑で凝った曲が多いのに、スリル満点のソロが展開されてて、何度聴いても飽きないです。日本盤だけにボーナス・トラックとして追加されてる Beautiful Child という曲が、これまたスリリングで好きです。

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 現代ジャズを聴き始めたのが、それこそ丁度このブログを始めたごろなので、まだまだ追いつけてません。2000年入って以降の、現代のジャズの発展スピードはめまぐるしいですね、どれだけ調べても、面白い演奏がゴロゴロ出てきます。

 それでは、また ノシ