ジャズのCDあれこれ 10 (FSNT)

 

 こんにちは。年末も近づきどんどん寒くなりますが、あまり年末という感じがないですね。大学の講義は相変わらず忙しくて、夜まで残ることもしばしば……。

後期は少しは楽になるかなと思っていたのですが。_(┐「ε:)_

 

 さて、そんな中でも、毎日JAZZを聴き続けています。元気の源ですね。

 

 今回は、最近買ったCDアルバムの中から、Fresh Sound New Talent レーベルのものをピックアップ。毎度ながら、バリエーション豊かで面白いレーベルだなぁと思います。

 

Chris Cheek & Brad Mehldau - Blues Cruise

 いったいどんな内容なんだろうと驚いちゃいますが、実際は落ち着いたバラード&ブルース。タイトル通り、いろいろな国を旅しているような感じで、それぞれの国にちなんだ曲がとりあげられています。さすがの2人で、落ち着いたプレイの中にも隠し味的に凝ったフレーズを混ぜていて、ゆっくり珈琲飲むのにぴったりです。

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The Bad Plus - Motel
 Ethan Iverson、 Reid Anderson、David King 最強の三人により結成されたバッド・プラス。このFSNT盤から快進撃が続きます。このアルバムはモンクのBlueNote Vol1, 2みたいな感じで、この後もなんども演奏される自作曲/カヴァー曲がスケッチ的に並びます。

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Roman Ott Inner Shape & Kurt Rosenwinkel - Seeing People
 まさかカートが再びFSNTで録音するとは思っていなかったので、驚きです。彼は1990年代にリーダーアルバムをはじめとして優れたアルバムをいくつも残していますが、そのあとはFSNTを離れていました。ここではアルトのカルテットにゲストとして参加。いつものエフェクトがかかった音色で、Joe Henderson の曲も取り上げています。

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Pete Robbins - Do The Hate Laugh Shimmy
 これもなかなか変わった感じのアルバムです。エフェクトギターは Ben Monder が参加。
 あのフワフワとした独特のサウンドに乗せて、軽やかなアルト、ずっしりとしたテナーの音色の対比が凄いです。編成や音作りはちょっと変わってますが、現代ジャズ!て感じのスリル満点の演奏です。ドラムは素早いリズムを刻んで、エレピは不思議なハーモニーを入れて・・・大好きですね。
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