マルチリード奏者 Hal Mckusick

 

 こんにちは、昨日は地元のジャズ・セッションがあり、ギターを少し演奏させていただきました。往復の道中は雪が深く積もり、また冷え込みも氷点下10度と激しく、大変な中でのセッションでした。でも、みなさん寒さに負けないホットな演奏!

  今日も夜は同じくジャズのワークショップがあるのですが、午前中は楽譜を整理しながらゆっくりレコードタイム。休日の楽しみです。


Kenny Burrell, Al Cohn, Art Farmer, Hal Mckusick - Earthy

 面白いメンバー編成です。Mal Waldron とバレル、そして、ファーマーとアルコーン。ありそうで、なかったという感じ。

 僕が好きなのは Hal Mckusick の作曲したB面の The Front Line で、マイナー調の怪しげな曲。

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 マクシックは西海岸(?)のゆるふわサウンド系のアルト奏者だと思っていたら、なんとクラリネットやテナーも演奏するそう。僕はマルチリード奏者が好きで(きっと、同じ人が違う楽器で演奏するという意外性、それぞれの楽器の個性の違いが楽しいからでしょう)、お気に入りのアルバムがいくつもあります。

 

Hal Mckusick - Triple Exposure 

 そのタイトル通り、マクシックが三つの楽器を演奏するアルバムです。ピアノには Eddie Costa 参加。エディはとても個性的な演奏で好きなのですが、若くしてなくなったこともあり多くの演奏は残っていません。なので、これはとても貴重なレコード。

 ここでもマイナーなブルースを演奏。Blues  Half-Swing では、エディの力強いピアノを打ち鳴らすソロが迫力です。

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