前回 道東〜道北旅行(前編) の続きです。
翌日朝。今日は旭川まで、
釧路ー網走(3時間)
網走ー旭川(3時間)
の合計6時間の移動。
ここまでくると長時間の列車旅も思考停止で乗れるようになる。
爆睡しているうちに旭川着。
旭川駅前の近代建築。
昼食は、旭川の老舗レストラン「仏蘭西亭」で。
洒落た店内空間。ハンバーグ定食を頂いた。
昼食後も旭川の街を散策。
バス営業所の片隅に佇む西洋館。
タカラ市場。
八條市場
ヤマト市場
旭川には大規模な市場建築が多い。
そのほとんどが戦前〜戦後の貴重な近代建築である。
夕方は名寄の街へ。本当は明日いく予定だったのが、少し変更。
名寄の街並み。
なかなか凄い飲食街の佇まい。
翌朝。早起きして士別の街へ。
穀物の集積地だったので駅前に赤煉瓦建築があったり、羊牧場もあったり、色々面白い所。
街を散策。
士別の近代建築
士別を訪れた目的は二つあって、一つは駅前喫茶「リリー」に寄ること。
事前に電話をかけてきいてみたところ、
「やってるときはやってるし、やってないときはやってない」という感じで、運次第。
今日はゴールデンウィークど真ん中でしたが、元気に営業中でした。
とても可愛らしいモーニングセット。
色褪せた漫画雑誌、常連客さんの談笑、床に積もった埃・・・
40年前から時が止まった店内で、ほっと一息です。
そして、二つめの目的は「士別軌道モノコックバス」
このレトロな車両、現役で運行しているのは日本に4台のみで、臨時運行ではなく通常のダイヤに合わせて走っているのは士別のこの車両のみ。
ということでこのバスに乗車・・・
とはならず、おなじ士別軌道でも別路線の「朝日線」に。
乗客はもちろん僕一人。
士別朝日に残る洋館、佐藤医院の建物。これを見にきた。今は保存活動が進んでいるよう。
バスの折り返し時間が10分しかなかったので、この写真だけ撮って戻ってきてしまった。今考えると勿体無いことしちゃったなぁ・・・。
士別から旭川、旭川から深川と南下し、滝川の街へ。
滝川の近代建築
本当は東滝川にあった旧郵便局の洋館を見たかったのだけれど、ものの見事に更地になってしまっていた。。。
哀愁の東滝川駅舎。
そもそもの旅のきっかけが、JR北海道の周遊パス。
¥12000で六日間道内の鉄道乗り放題、特急も回数指定あるけど乗り放題、という無茶苦茶な切符(現在は販売終了してるみたいだけれど、再開してほしいなぁ)
六日間きっちり使い果たし、十分に元をとったので帰路に着くのであった。